隠居旅行記、アイスランド編の続きです。
「レイキャビク発:氷の洞窟を巡る 3 日間の南海岸冬季ツアー」の2日目です。
Hotel Ork の朝食から。
崇徳院ヴェスト、ボクシングの減量の癖から普通夕食しか食べないのですが、
こういった特別な日は朝・昼・夜と頂くこともよくあります。
左の3皿が私、右の3皿が妻のチョイス。食の好みはいつも違います。
昼は食べないつもりなので、この後も新しい料理を加えてガッツリいただきました。
普段より歩くことが多いので、体力回復する意味もあって。
2日目、何とか雨は止みました。しかし、曇り空(時折少し雨)で強風です。
アイスランドで強風は日常茶飯事で、2~3日続くことも普通だそうです。
2日目は、アイスランドの南海岸をドライブして最初の目的地であるセリャラントスフォスの滝と近くのグリジュフラブイの隠れた滝に到着することから始まります。スコゥガフォスの滝に進み、迫力ある滝で 60 メートル落差するスコゥガ川を鑑賞します。 3 つの見事な滝を見た後は、世界的に有名なレイニスフィヤラの黒砂ビーチを歩きます。見渡す限り黒い火山砂が広がり、強大な大西洋の波がレイニスドランガルに打ち寄せ、すぐ沖合の空にそびえ立つ火山岩の指となっています。 2日目の夜はアイスランド南東部の人里離れた場所で過ごし、オーロラを発見するチャンスがさらに増えます。
セリャラントスフォスの滝
強風で、滝が左右に振られているのが分かるでしょうか❓
また、この滝は裏側から見ることができる珍しい滝ですが(画面にも人影が)、
私たちは前日の雨でぐっしょり濡れて困った体験から、裏側に回ることはしませんでした。
グリジュフラブイの隠れた滝
岩の割れ目から奥に入ると滝の全体が見れるのですが、やはり前日の体験から濡れたくない。
よって、この眺めで良しとして、バスに戻りました。
2つの滝のあと、ツアーの説明ではスコゥガフォスの滝へ行くことになっていますが、
スコゥガフォスの滝を3日目に変更し、ツアー説明にないエルドフロイン溶岩台地に立ち寄り、
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖とダイヤモンドビーチへ向い、2日目のホテルへ。
エルドフロイン溶岩台地へむかう途中、
3日目に予定のブラックサンドビーチの反対側からの景色が見れる丘へ立ち寄りました。
この赤で示した奇岩が、反対側のブラックサンドビーチから見える部分です。
この写真を撮った丘には教会があり、妻のニット帽も飛ばされるくらいとても強風でした。
エルドフロイン溶岩台地(苔の荒野)
丁度到着したとき、虹が見えました。この溶岩台地は565km²、
東京ドーム12084個分、東京23区から大田区を除いた面積に匹敵します。
1783~84年のラキ火山の噴火の跡です。この噴煙で日光を遮り、ヨーロッパに飢饉が起き、
フランス革命のキッカケの理由の一つになったのではないかとも言われています。
見渡す限り苔、苔、苔。柵で囲ってある部分のみ歩けます。
日本の苔寺と同じで、苔が再生するのに時間が必要ですから、傷つけない配慮を。
バスで移動しましたが、本当に広い範囲が苔と溶岩でした。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖
手前が湖と流氷、奥に見える白い部分がヴァトナヨークトル氷河で国土の8%を占めます。
他の氷河も含めると国土の11%になります。
午後4時前で夕暮れ。
ここから海側へ行くとダイヤモンドビーチ
海に崩れ落ちた氷河が流氷となり、その流氷が風で押し戻されて黒い砂浜に打ち上げられる。
幸運な時は、もっと大きな氷塊や数多くの氷塊が見られると思います。
私たちが訪れた日は本当に台風並みの強風で、観察しているのも辛かった。
帽子、フードの中、ポケットの中、黒い砂だらけになりました。
それに打ち付ける砂で顔が痛かったです。
このダイヤモンドビーチを後にして、2日目の南海岸冬季ツアーのホテルへ。
Hotel Smyrlabjörg (ホテル スミルラビョルグ)
家族経営のホテルで、どこかほのぼのしています。私たちの部屋は116号室でした。
アイスランド観光で気づいたのは、ほとんど何処でもFree WiFiが利用できること。
それもセキュリティも満足できるレベルで。これは今の時代、大事なことだと思うのです。
このホテル スミルラビョルグも例外ではありませんでした。
さて、街から遠く離れたこのホテルでオーロラを見ることができたでしょうか❓
スマホに“My Aurora Forecast & Alerts”をインストールしてチェックしていました。
KP Indexでは30%前後の確率。
コンデジを三脚にセットし、時々外に出て、空を眺めていました。結果は如何に。
隠居旅行記、アイスランド編、続きます。
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