ミドフィフで真FIREし、楽隠居7年目の崇徳院ヴェストです。
私が考えもしなかった投資と年金の戦略を目にしました。
とても面白い。
そこで皆さまと共有したいと思います。
検証されたのは服部 貞昭さん。
【CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)/エファタ株式会社 取締役
東京大学工学部卒、KDDI出身のITエンジニア起業家。弁護士・税理士のWEB集客を支援するファイナンシャル・プランナー。
ライフマネー、税金、相続関連のメディアサイトを運営しながら、約10年間、2,000本以上の記事を執筆・監修。
ウェブ解析を得意としており、読者のニーズを捉えた記事は初心者でも理解しやすいと定評がある。さらなるニーズに応えるため、新宿・はっとりFP事務所を開業。
プログラマーでもあり、100を超えるマネー関連の計算ツール、および、AI技術を活用した複数のサービスをリリースしている。
公式ホームページ:https://hattori-fp.effata.co.jp/】
詳しくは記事を読んでほしいのですが、概略はこのような試算。
【前提条件】
・65歳時点の厚生年金の受給額は月額144,000円(厚生年金受給者の平均額)
・年金収入は手取りベース(東京都新宿区在住、収入は年金収入のみ、独身・扶養家族なし、所得控除は基礎控除・社会保険料控除のみ)
・国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入
・60歳繰り上げで受給した年金を全額投資に回す
・新NISA利用で運用益は全額非課税
・65歳で年金の新規投資は終了、その後も同じ利回りで運用を続ける
・65歳以降は、受給する年金と、運用資産の取り崩しで生活する
・寿命は90歳を想定し、90歳で運用資産を全額取り崩し完了する
(1)60歳繰り上げ+新NISA投資 vs 65歳受給
(2)60歳繰り上げ+新NISA投資 vs 70歳繰り下げ受給
結論:
(1)60歳繰り上げ+新NISA投資 vs 65歳受給:
利回り1.65%
(2)60歳繰り上げ+新NISA投資 vs 70歳繰り下げ受給:利回り1.99%
つまり、新NISAの運用利回りが2%で、65歳や70歳からの年金需給と同じ額で暮らせると。
但し、インフレ率が高くなれば運用利回りを高めなければならず難しくなるとも。
私から言えることはふたつ。
- わざわざリスクを冒してまで投資するには時間が無駄かもしれない。
- もし60歳まで投資をしたことがない人が仮想標準人物なら、2%の利回りも難しいかもしれない。
大事なのは、このようなアイデアを考えだして、自身で検証していくことでしょう。
投資にアイデアは必要です。誰かの受け売りや真似ではお金を失っていきます。
そして、そのアイデアの利益率を検証する。
私は、すべての投資対象の利益率を計算して検証してからお金を出します。
その検証も、利率の上下幅(時にはマイナスも含めて)を設けて。
皆さまの投資の成功を祈っています。
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