ミドフィフで真FIREできたのは、株式投資による利益が大きい崇徳院ヴェストです。
私が株を始めて20年以上経つのですが、数年間は含み損を抱えていました。
今年、新NISAが始まって株を始めた方も多いのでは❓
そして日経平均が7月に4万2千円台になるまでは良い印象で満足。
そんな時に追加投資などしていれば、その後の3万8千円台に下がって不安に・・・。
さて、そんなに一喜一憂していては「脱落者」になってしまうのでは❓
共有する記事は、理想的な分散投資をしても統計的に“元本割れ”の時期があるとか。
中央大学商学部 兼任講師 藤波 大三郎さんの記事です。
過去の統計と将来の収益性についての一般的な予測をベースに試算すれば、内外の株式、債券の4資産に分散投資を行った場合でも、元本割れがおおむねなくなるには、5年は必要だと思われます(筆者試算)。
5年以下の運用期間、想定投資期間(インベストメント・ホライズン)が短い資金は、銀行預金、短期債券等での運用が適切といえ、原則として、分散投資を行っても株式・債券に投資をする運用には適さないのです。
人の価値の感覚は、値下がりの損のほうが、値上がりの得より2倍以上強く感じることがわかっています。そのために、投資行動では損失回避を優先する行動が起こり、場合によっては投資の意欲を失って投資から撤退してしまい、長期的にはよい投資収益を得られないということが起こります。こうした現象が実際の株式市場で発生しているという報告もあります(岡田克彦「なぜ日本人は株式資産を持たないのか?」2021年)。
私も何回か言っていますが、
退職金を貰う時期まで投資経験がないなら投資を始めるべきではない。
例えば65歳から始めて、運悪く元本割れが5年続いたら70歳。
70歳から取り戻すのに10年かかれば80歳。
結局、老後に資産を有効に使えない。
共有した記事に書いてあるような“元本割れ”は必ず起こるものと考え、
こういった“元本割れ”の失敗経験・体験を30代から40代前半に経験し、学習することは重要。
私の株体験と記録からは、リーマンショックのあった2008年から、
2014年までの6年間“元本割れ”でした。最低記録はマイナス540万円ほど。
その間、給与、債権や不動産の利益があったので何とかしのげていましたけど。
温故知新。皆様の投資活動が成功しますように。
このブログオーナーのホームページ 投資に株式な生活