アラカンになり、退職金を一時金でもらった崇徳院ヴェストです。
定年後の失敗は、『退職金の使い方』が大きな要因の一つ。
さて、そんな『退職金の使い方』の注意点を、
ファイナンシャルプランナー(CFP®)の神中 智博さんが書いたネット記事がありました。
そのやってはいけないことを抜粋すると、
- 金融機関に勧められた商品を購入する
- 自分で理解をしていない取引に手をだす
- 不要な保険商品の購入
- 世界一周クルージング
- 孫へのプレゼント
何度も言ってますけれど、1は私の知人の一人がやらかしてしまったこと。
取引のある昔から知っている銀行員の言うがまま、ある投資信託を買って、
2~3年で5千万円を溶かしましたよ。
1と2と3は、Financial Literacyが必要な部分ですね。
何を知っていて何を知らないか、自分に必要かどうか、見極めができる頭が必要です。
定年くらいの歳になると「知らない」と言えない人が増えて騙されてしまう。
そんなところに見栄を張っていては貧乏な老後です。
そして、4と5は見栄と自己満足でしかない。
と言いながら、崇徳院ヴェストは世界一周クルージングへ参加するかもしれませんけど(笑
まぁ、家計の見通し(資金計画)がしっかり立っていれば問題ないです。
神中さんは続きに退職金運用についても書いていますが、私はお勧めしません。
退職金をもらう歳まで投資未経験なら、
生活費や特別支出の予算と、資産取り崩しと年金収入の収支を計算して、
賢く使うことに集中すべきでしょう。
投資には時間がかかり、失敗したときに取り戻すのにはもっと時間が必要になります。
資産が余るようなら余暇に使って、足りないようならアルバイトや再就職を考えて。
それに健康寿命は73歳前後です。
それ以降は余暇に割く時間や気力・健康も少なくなっていきますからね。
65歳以降、お金を賢く使うことはお金を増やすことより重要ですよ。
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