この学術的研究調査の結果と考察を素直に受け止めるなら、
競争社会で下剋上が起こる可能性は低い。
親から引き継ぐ能力と、副次的に付いてくる住環境が、子の能力を作り上げる。
この記事を書いたのは、宗 健(そう・たけし)さん。
【麗澤大学工学部教授・博士(社会工学・筑波大学)・ITストラテジスト。1965年北九州市生まれ。九州工業大学機械工学科卒業後、リクルート入社。通信事業のエンジニア・マネジャ、ISIZE住宅情報・FoRent.jp編集長等を経て、リクルートフォレントインシュアを設立し代表取締役社長に就任。リクルート住まい研究所長、大東建託賃貸未来研究所長・AI-DXラボ所長を経て、23年4月より麗澤大学教授、AI・ビジネス研究センター長。専門分野は都市計画・組織マネジメント・システム開発。】
この記事で私の目を奪ったのが以下の表。
学業、スポーツ、数学、音楽と親からの遺伝が大きな要素であり、
共有環境(家庭の子育て環境)の影響はとても小さく、非共有環境(友人関係)の方が大きい。
つまり、遺伝継承を上回る努力というものは奇跡に近い。
そして、両親の学力が高く、それが高年収につながり、その経済力が子の学力につながると。
そして住む場所が友人関係に大きく影響し、高年収で不動産価値の高い所に住んでいると、
友人たちも高収入の家庭の子女である可能性が高まり、良い影響を受ける可能性も高まる。
この記事では“風が吹けば桶屋が儲かる”的に、
「高価値不動産に住めば塾より効果的」と結論付けている。
崇徳院ヴェストも自分の住んでいる地域を考えると同意する。
高年収のご近所さんが多いから地域の治安もよく、地域の公立学校の評価も良く、
不動産価格が上昇し、住みたい街として評判になっていく。
この経験からも共有した記事を否定できない。
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