監督:フィリップ・ドゥ・ショーヴロン
脚本:フィリップ・ドゥ・ショーヴロン、ギィ・ローラン
主演:クリスチャン・クラヴィエ、シャンタル・ロビー、アリ・アビタン、メディ・サドゥン
公開:2016年、2023年
フランスではとても好評を博した映画。
実は、最高の花婿と最高の花婿ファイナルの間に最高の花婿アンコールがあって3部作だが、
そんなことも知らずに、1作目と3作目を見た感想です。
移民問題。
アメリカは始めから移民で成り立つ国であったけれども、
フランスは移民を受け入れるようになったのは19世紀後半からだと思いますが、
今の移民の多様化は、2000年ごろから始まったようです。
この映画がコメディーで、多文化を受け入れて柔軟に家族関係を保っていける内容ですが、
現実は、このようにうまくいかない。
やはり、映画のちょっとした差別描写の何万倍もの差別があるでしょう。
フランスでとても人気があったのは、
たぶん、現実社会がこんなに軽く扱えたらいいなぁ~という逃避にあったのではないかと。
言葉が通じても、宗教も、肌の色も、文化も、社会への参加の仕方も全く違う人たちが、
何を共通として互恵関係を築いていくか、考える
です。
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