監督:マーク・フォースター
脚本:デヴィッド・マギー
主演:トム・ハンクス、マリアナ・トレビーニョ、レイチェル・ケラー
公開:2023年
先週紹介したフレドリック・バックマンさんの同名小説が原作のスウェーデン映画の、
ハリウッドのリメイク映画。 トム・ハンクスさんが制作も担当しています。
ピッツバーグに舞台を移して、どのようなドラマになるのか・・・
ガレージにしても、アパートメント・コンプレックスにしても、
よく似たようなロケ地を見つけたものだと思います。
私は、トム・ハンクスさんが好きです。彼がSaturday Night Liveに出演していた頃から。
彼の演技に不満はありませんが、脚本には問題があるような・・・
スウェーデンのオリジナルにある妻との生活の思い出が薄れて、
代わりに向かいに越してきたマリソルとの関係が厚みを増している。
この比重の変化は良くないと思う。
オットーの人生の変化は、妻ソーニャがいてこその恵みであり、彼が彼でいられた源でもある。
マリソルとの関係を否定するわけではないが、ソーニャとの日々をもう少し描いてほしかった。
トム・ハンクスさんを好きだが、オリジナルに及ばない
です。
話の繋がりと、鉄道との縁にも無理があるかな。
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