監督:是枝裕和
脚本:是枝裕和
主演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク
公開:2019年
是枝監督のフランス・日本の家族ドラマ。
カトリーヌ・ドヌーヴさんという往年の大女優を主役に、ある女優とその家族間にある心模様。
予告編にある通り、大女優ファビエンヌは自叙伝を出版することになり、
その出版祝に家族が集まったが、その自叙伝『真実』の内容に、家族は戸惑う。
その書かれなかった部分や、書いてある嘘について、母子や元夫との理解がすれ違う。
そんな心の機微をフランス語と英語で演じる俳優たちに、
是枝監督は何を見て・聞いてOKしたのだろうかという疑問が常に頭の中にあった。
俳優たちとの本読みなどはあったのだろうか? あったとしたらどのようなカタチで?
そんな、この映画を作っている過程がとても気になってしまった。
最近の映画には珍しく、喫煙のシーンが多い。
車での移動シーンの撮り方も含めて、60~70年代映画へのオマージュもあるのだろう。
『真実』は、ファビエンヌの心の中にだけある理想だった人生なのかもしれない。
正直、日本人俳優にはつくれない雰囲気に
です。
P.S. イーサン・ホークさんは、好きな俳優の一人です。
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