さて、昨年11月に証券アナリストの宇野沢 茂樹さんが書いたお得な資産株5選を検証します。
【宇野沢 茂樹:中央大学法学部卒業。国内証券でデリバティブ業務に従事。投資顧問会社、投資情報会社フィスコを経て2010年9月から現職。日本証券アナリスト協会検定会員。日本テクニカルアナリスト協会検定会員。ラジオ日経「マーケットプレス」キャスター】
記事に紹介された5銘柄を、2022年10月31から半年後の2023年4月28日で比較します。
東宝(9602) 5270円 ➡️ 5390円(2.28%↑)配当利回り1.11%
豊田自動織機(6201) 7680円 ➡️ 7850円(2.21%↑)配当利回り2.40%
TBSHD(9401) 1543円 ➡️ 2044円(32.47%↑)配当利回り2.02%
日本郵政(6178) 1000円 ➡️ 1118円(11.80%↑)配当利回り4.43%
三井倉HD(9302) 3090円 ➡️ 3975円(28.64%↑)配当利回り4.22%
宇野沢さんのいう“資産株”を厳選すると、
値上がりも配当利回りもよい三井倉HDだけになりますが、
値上がりが良かったTBSHDも買値で計算すると配当利回りは2.68%でまぁまぁ、
日本郵政は配当利回りがよくて、値上がりもまぁまぁ。
“資産株”ということでは、配当利回りもよい三井倉HDと日本郵政が正解でしょうか❓
しかし、これは半年だけの検証。
“資産株”で10年以上保有するとなると、半年だけで判断できません。
やはり、財務諸表やこれからの社会構造、世界経済の動きも併せて考えないと、
“資産株”としての長期保有は即断できないですね。
このブログオーナーのホームページ 投資に株式な生活