監督:ケネス・ブラナー
脚本:ケネス・ブラナー
主演:ジュード・ヒル、カトリーナ・バルフ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ
公開:2022年
ケネス・ブラナーさんの自伝的映画。
1960年にベルファストに生まれた彼が9歳の頃(1969年)に体験したことを、
淡々と映像化している。
北アイルランド、ベルファスト。
カトリックとプロテスタントの対立として描かれているが、
アイルランド人・イギリス人には、それが北アイルランド紛争だと直ぐに分かる。
共和派と民族派 vs 王党派と統一派。
9歳の子どもにはそんなことはどうでもよく、暴力に支配される町、
カトリックとプロテスタントの対立よりも、友達と仲良く遊びたいだけ。
しかし、家族としてどうするかは死活問題。
家族の苦悩と、少年が感じていた不安。
ただ、キャサリンと映画を観ているときは、その映画はカラーだった。
自分の故郷がこのような状態だったら、少年時代の自分を慰めたい
です。
P.S. この頃の北アイルランド、ベルファストの映画を観たかったのは、
その頃のイギリス音楽(ハードロック、ヘビーメタル)の背景も知りたかったから。
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