監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:マット・チャーマン、イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン
主演:トム・ハンクス、マーク・ライランス、スコット・シェパード、デイキン・マシューズ
公開:2016年
スピルバーグ監督とトム・ハンクスさんの組み合わせの映画ということで観ました。
米ソ冷戦時、ソ連のスパイの弁護、それから米ソのスパイ交換へと続く、
実話を基にした政府高官や外交官ではない一弁護士ドノヴァンが交渉しなければならない
イデオロギーの狭間での“人としての仁義”。
冷戦であるが故に政府として行動できないジレンマ。
そこでスパイ交換の交渉役として民間の一弁護士に白羽の矢が立った。
スパイを弁護するときには、政治や民衆の感情ではなく、法の正義と倫理・道義を重んじ、
スパイ交換交渉では、イデオロギーが巨大な壁でも敵の感情へ仁義を訴える。
歴史とは不思議なもので、人の起こす問題にはそれを解決するヒーローが生まれる。
ただし、そのヒーローがいつ来るのか、また有名になるかどうかは分からないけれど。
結局、各々の人生も綱渡りであることに変わりはない
です。
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