資産形成に日夜励んでおられる雨風呂ガーの皆さま、ご機嫌麗しゅう。
さて、日本 のFinancial Literacy(金融リテラシー)教育は、
高校の家庭科で始まったばかりです。
そして、アクサ生命保険株式会社が発表した
全国の20歳~69歳の男女1000名(有効サンプル)を対象とした、
「金融リテラシーと健康リテラシーに関する意識調査2021」の結果が興味深いので、
皆さまと共有したいと思います。
自身の「金融リテラシー」の自信度
1位:あまり自信がない 42.9%
2位:全く自信がない 38.7%
3位:やや自信がある 16.2%
4位:非常に自信がある 2.2%
自信ありが18.4%、自信なしが81.6%。それだけ教育されていないということですね。
崇徳院ヴェストが面白いと思ったのは、その“自信”の中身。
金融リテラシーで自信を持っている知識・能力(複数回答)
1位:家計管理 18.9%
2位:預貯金の利用・選択 16.2%
3位:資産形成・資産管理 10.3%
4位:株式・債権の利用・選択 9.5%
5位:生活設計・ライフプランニング 9.2%
家計管理や預貯金の利用・選択をFinancial Literacyと言えるのかどうか。
この程度をFinancial Literacyと考えている程度のFinancial Literacyということですね。
では、自信がないからこそ今後高めたい金融リテラシーについては、
どのようなものがあるのでしょうか。
金融リテラシーで今後高めたい知識・能力(複数回答)
1位:資産形成・資産管理 31.1%
2位:生活設計・ライフプランニング 24.3%
3位:株式・債権の利用・選択 24.1%
4位:家計管理 22.9%
5位:金融・経済の仕組み・事情 22.2%
ここでも面白いと思えることは、5位の“金融・経済の仕組み・事情”を知らずに、
1位の“資産形成・資産管理”や、3位の“株式・債権の利用・選択”が出来るのかということ。
順番が違ってやいませんか❓
全国の20歳~69歳の男女1000名(有効サンプル)のFinancial Literacyは、
今、この程度であるということ。
「知らぬが仏」という慣用句がありますが、
このような知識であるなら、意味合いが違って、
そこまで知識がないなら、貴方の資産形成が成仏します、となりかねないですね。
世間とは、そのようなものということですかね。南無阿弥陀仏。
このブログオーナーのホームページ 投資に株式な生活