隠居旅行記、長崎編の続きです。
以前から行きたかった“島”へ行きました。
軍艦島ツアーのひとつ、“軍艦島コンシェルジュ”へ。
このGUNKANJIMA MUSEUMには、軍艦島の様子が模型やデジタル映像で展示されています。
GUNKANJIMA MUSEUMで時間に集合後、ジュピターに乗船です。
プレミアムシートのサービスとして、無料ソフトドリンク(往復で4回ほど)と、
軍艦石炭ラスク(真っ黒)やキャンディーの提供もありました。
プレミアムの特典として、軍艦島を周回する船首デッキから島を観ることができました。
陸からは見れない南西方向からも眺められます。
一番軍艦の姿に見える位置からの撮影。⬇️
艦橋のように見える部分にある灯台(白い塔)は、無人島になってから建てられたものです。
そして、いよいよ上陸です。
ガイドさんの説明で、どこが産業遺産として認められたかの説明が詳しくありました。
また、実写版「進撃の巨人」の撮影ロケに使われた部分なのど話もありましたね。
帰りに船で乗船カードをもらいました。3回乗船すると4回目が無料になるサービスです。
ガイドさんに聞いたのですが、島ではとても真水が貴重で、一日一回真水を運ぶ船がすべて。
国内最古の鉄筋コンクリート造アパート第30号棟には真水の蛇口は3口しかなかったそうです。
ですから洗い物やお風呂は海水で、仕上げの部分だけ真水だったそうです。
給料は世間の倍以上であったが劣悪な労働環境から、若い人たちの転職は早く、
ベテランと呼ばれるような人達も8年くらいで島を去ったとか。
戦中でも鉄筋コンクリートアパートの増築があったくらい石炭は当時の生命線だったが、
1974年の廃坑という政府の方針転換があり、84年で炭鉱としての島は終わりました。
とても勉強になった探索でした。
隠居旅行記、つづきます。
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