監督: キム・ジウン
脚本: パク・フンジョン
主演: イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、オ・サナ、チョン・ホジン、チョン・グクァン
公開: 2011年
猟奇殺人犯と刑事の“恨”の応酬が描かれたサスペンス映画。
婚約者が凌辱され、バラバラ死体となってしまった。
猟奇殺人犯の“恨”は、スヒョン刑事の“恨”を凌駕するのか。
限られた数の韓国映画しか見ていないが、
テーマとして男女の“愛”、そして“恨”がとても多い感じがする。
猟奇殺人の映画も多い。そしてその表現は日本映画を越えていると思う。
映画紹介でネタバレを書く人もいるが、下品だと思う。
崇徳院ヴェストは、一切ネタバレを書かない。都合よく、指輪がすぐに見つかっても。
さて、映画の内容に戻ると、婚約者をこのように殺されれば恨むのも理解できる。
ご遺族になった方々が報復したいのなら、させてあげたほうが良いとも思えてしまう。
法治国家となってはそれが叶わないが、刑事なら非合法的に復讐を遂行できる立場。
しかし、それで“人間”を保てるだろうか。
互いの“恨”がぶつかり合い、増幅して被害が広がり、歯止めがなくなり、満足の基準が歪み、
何が正しいのかが分からなくなる怖さで
です。
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活