監督: 青山真治
脚本: 池田千尋、青山真治
主演: 多部未華子、岸井ゆきの、岩田剛典、美村里江、鶴見辰吾、大森南朋、永瀬正敏
公開: 2020年
この映画を、恋愛映画とcategorizeしてしまってよいのだろうか
いや、無理にcategorizeするなら、“青春の最終章”なのかな。
突然交通事故で両親を亡くした直美は、叔父の所有するタワマンの一室から、
今までとは全く違う人生を歩みだす。
そこで予告編にあるように、同じタワマンに住んでいる人気俳優の時戸森則と知り合って・・・
タワマンは、このストーリーに、人気俳優と知り合いになる設定以外、意味をなさない。
重要なのは、愛猫ハル、それから後輩の愛子との関係と、その関係から学んでいく自分の内面。
20代後半の人たちにとって、これは実感できるのだろうか
軽く流れていく風景のように、ただ漠然と周りを見渡しながら、自分自身は流れていかない成長。
そんな通過点が、そっと陽だまりのようにあって、
です。
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