監督: 土井裕泰
脚本: 坂元裕二
主演: 菅田将暉、有村架純、押井守、清原果耶、細田佳央太、韓英恵、中崎敏、小久保寿人
公開: 2021年
崇徳院ヴェストが京王線沿線に住んでいたこともあり、駅名などが懐かしく思えた。
そして、大学生の頃の生活をとても思い出した映画。
自分の大学生活も、こんな感じだったなぁ~って。
この“5年間”でお互いが経験し学んでいくことは、お互いが大人になっていく過程で必要不可欠。
そして、お互いの“大人”が少しずつ成長して、少しずつ先に見えるものが違ってくる。
最初は、こんなにも考え方や好きなもの・嫌いなものが同じなんだろうって共感の嵐なのに、
その“肌”で感じた運命は、“5年間”の社会平滑化順応洗脳計画の前に、なす術もなく、
今日の糧を得るために、明日の夢を諦めざるを得ない。
サリンジャーの感性を借りれば、
「人生はゲームなんだ、若者よ。人生は、ルールに従ってプレイするゲームなんだ。」
「未熟な人間の特徴は、理想のために高貴な死を選ぼうとする点にある。
これに反して成熟した人間の特徴は、理想のために卑小な生を選ぼうとする点にある。」
と、崇徳院ヴェストは、この映画を奥深い青春恋愛映画と捉え、
です。
P.S. 貴方が貴方であるために、“成熟”を否定しますか
P.S. 押井守さんがどのように出演になったかは分かりませんが、恐悦至極に存じ奉りまする。
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