監督: 佐藤純彌
脚本: 佐藤純彌
主演: 反町隆史、中村獅童、松山ケンイチ、鈴木京香、仲代達矢、奥田瑛二、林隆三、渡哲也
公開: 2005年
天一号作戦を題材にした戦争映画ですね。
良くも悪くも、大日本帝国を代表する悲運の戦艦大和。
戦艦大和にどんな意味があったのか。
乗組員に選ばれた人達の人生を飲み込んでいった魔物とは何だったのか。
誠に残念ながら、今の日本も変わりなく、責任を取らない上級国民によって支配されている。
上級国民とは、責任回避術に優れた、選ばれし国民なのか。
これだけ重いテーマを描く映画として、編集があまりにもずさんで呆れてしまった。
丁寧なモノづくりが日本の本分ではなかったのか。
日本アニメがサブカルとして世界に評価されているのに、実写映画はその足元にも及ばない。
それはお金の有る無しではなく、丁寧に作るという基本が違うからではないか。
時代考証にしても、ロケに写り込む風景にしても、観るに堪えなかった。
本筋を追う気持ちが萎えてしまった。
あの戦争に命を落としてしまった人達の慰霊には程遠く、 でも恐れ多い。
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