これからの時代は男女とも、会社勤めが終わった後に陥(おちい)りやすいだろう「孤立」感。
精神科医、保坂隆さんは、「孤独」と「孤立」は全く違うものだと言う。
このネット記事にあるように、組織・集団・肩書から離れた人達が、
自己紹介でex“所属名”を名乗るなら、「この人は自分が無いのだなぁ~」と感じてしまう。
また、生涯資格の“医者”や“弁護士”も、
その肩書から離れられない自己紹介は、奥行きの無さを露呈する。
記事にある説明は、
「孤立」は人との関係が絶たれ、否応なく「一人で」いることを強いられた状態です。
これは人の精神状態に深刻な影響を与えます。
一方、「孤独」は、同じ「一人」でいるにしても、それを主体的に選ぶことができる状態です。
むしろ、「一人で」も楽しめるし、「皆で」も愉しめる。
「一人で」と「皆で」の間を自由に行き来できる力のことを、私は「孤独力」と定義しています。
50代から備えておくべき「孤独」力が必要と保坂隆さんはおっしゃいますが、
それは、性格・性質によるところが大きくて、50代から何とかなるとは思えません。
それから“同窓会”ですが、
崇徳院ヴェストは、50代以上で集まる同窓会は“自慢・マウンティング大会”だと感じています。
つまり、参加する人達の多くが他人と比較することでしか自分(の幸せ)を確認できない人達。
別の言い方をすれば、「孤立」しかかっている寂しい人達。
また、「孤独」力は、FIRE達成後を楽しむための重要な資質のひとつですね。
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