銀行や証券会社(の営業、特に対面)の勧めるままに大きな単位のお金を投資(投機、投棄)する人は、
資産運用について能力が劣っている人。 ハッキリ言って資産運用偏差値40未満。
救いようがない、特殊詐欺に直ぐ騙され、騙されていることにも気付かない知力の持ち主かな。
私の知人の一人も、銀行に勧められるままに退職金を投資信託に投資(投棄)して、
5000万円を失いました。
この人は、それまで仕事一筋で昇進していた人で、それ以外の世界をよく知らなかった。
その昇進の甲斐があって、一般からは考えられない額の退職金を得ましたが、
1年も経たずに5000万円も失って、面子丸つぶれ。
それでも虚勢を張って、「たったマンション一つ分だし」と自虐的に話していましたが。
仕事の結果は良かったとしても、投資脳とはまったく別の話。
そんな失敗する傾向と対策についての記事
この記事の内容の基本には同意しますが、
鉄則1|仕組みを理解していない商品は買わない
鉄則4|値上がりで儲けようとしない
には、賛成できませんね。
鉄則1は、50歳代後半から金融商品の良し悪しを判断しろということですが、無理です。
投資のknow-howは、そんな直ぐに身につくものではありません。
鉄則4は、キャピタルゲインや不動産の売り抜けですが、狙っても問題ないです。
余生の限られた時間では、いつか現金化は必要です。 この記事の鉄則3でも述べています。
ですから、値上がり益を現金化するのは、良いタイミングかもしれません。(但し、所得税も考えて)
しかし、投資のknow-howを持っている人限定ですが。
前振りが長すぎましたが、要するに、
少なくとも投資については、30歳前後から学んで実践していない人には難しく、
学生時代に勉強した以上に真剣に学ばない人には勝ち目はないということです。
成功者の本を読んで表面だけを真似事に終始する人や、
成功している(と思われる)人達のSNSに振り回されて自分で考えない人は、
しっかり地に足がついて投資を考えて勉強し、自分の投資方法を確立した人たちに、
株・債券・不動産などを市場に安値で売って、利益に貢献する人たちでしょう。
崇徳院ヴェストは、
投資の世界は一般社会をはるかに超える“弱肉強食”であると理解しています。
P.S. 自分で投資してもいないのに、投資で資産を増やしたと言えないほどの経験なのに、
株・FX・不動産・暗号資産などの投資方法に
“知ったかぶりのうんちく”をブログしている人って、
自転車に乗れないのに、自転車の良し悪しを解説しているようで、
面白くて酒の肴にしています。 (また、そのフォロワーのコメントが笑えます)
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