自分の遺産を把握するため、何人かの税理士さんとお会いして、
具体的な総資産額について計算していただき、
相続税の効率化の方法について相談しました。
この効率化、税理士さんによって得意分野が違うのか、色々、様々な方法論がありました。
初めに税理士さん達を選ぶときに、
相続について詳しいという看板の掛かっている人達を選んだのですけどね。
それでも様々な角度があるのだと、複数の税理士さんに相談した意味がありました。
共通している点は、生前贈与と生命保険。
生前贈与は110万円以下/年まで無税ですが、贈り方に注意が必要ということです。
生命保険は、もちろん受取人指定で、遺産相続の資産額に含まれません。
受取人が法定相続人以外でも ですが、契約時に少し面倒かも。
しかし、生命保険である以上、解約しないと自由に使えるお金にはなりません。
それ以外については、色々と。
崇徳院ヴェストは相続税の効率化のため、
法人設立も良いかなと考えていたのですが、
崇徳院ヴェストくらいの資産では、かえって効率が悪いと分かりました。
掛かる費用(初期と維持費)と、収入に係る税率が高い。
賃貸マンションや株・証券を法人所有にした場合、確かに相続分の資産は減りますが、
賃貸マンションや株・証券の利益に法人税がかかり、個人売買より非効率になるので、
生きている間の生活費・遊興費が減ってしまいます。これではアーリーリタイアした意味がない。
あと相続税を効率化するには、生活費として配偶者に日常的に渡しておく、
借金をして相続資産を減らす、
金融資産を不動産に変えて相続資産評価額を減らす(ただ分割する際に厄介)、など。
今のところ、不動産へシフトするのもいいかなとも思っていますが、
妻とよく話してから、遺言書の中身を決めていきたいと思っております。
妻が先立つ、二人とも同時に逝く場合も考えられますし。
また、このブログの内容は崇徳院ヴェストの勝手で簡略化した相続に関する知識なので、
皆さまの相続や遺言書については、ご自身で責任を持って考えてください。
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