監督: リューベン・オストルンド
脚本: リューベン・オストルンド
主演: ヨハネス・バー・クンケ、リーサ・ローヴェン・コングスリ、クリストファー・ヒヴュ
公開: 2015年
スウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー合作映画です。
この映画、自宅で4年ほど寝ていました。 なかなか見る機会が無かったのです。
これまでにスウェーデンの映画は3本見たことがありますが、如何評価したものか、難しい。
冬、フレンチアルプスにスキーリゾートに来たあるスウェーデン人一家の出来事。
たぶん、観光客を楽しませるひとつが人工雪崩。
高級リゾートホテルで見ていた一家に、“ちょっと大きめ”の人工雪崩が来て・・・
夫婦間で色々なハプニングはつきもの。
多くのハプニングは、後に引きずらない喜怒哀楽。
しかし、偶に、どうしようもなく深く根をおろしてしまうネガティブな出来事も。
旅行中に限らず、避けて通ることはできない夫婦間の軋轢・衝突・すれ違いからの、
信頼が揺らいでしまった状況に、どのように向き合うのか。
欧州の人達の表現は、一アジア人の崇徳院ヴェストには分からないところが多い。
性について知り合ったばかりの人と深く話せることとか、バスルームの使い方とか、
話し合う状況での態度や相手への意見の尊重の維持など。
やはり、根底にあるのは地域の倫理的・道徳的文化に根差した“正しい”とされる期待。
そんなところが、エンディングのバスのハプニングに表れいるのかもしれないかなぁ~。
違う(夫婦・家族)文化を学ぶという意味で、
だと思います。
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