監督: 萩原健太郎
脚本: 楠野一郎
主演: 窪田正孝、村井國夫、清水富美加、蒼井優、鈴木伸之、桜田ひより、小笠原海、大泉洋
公開: 2017年
原作は、石田スイさんの漫画。
姿形は人間そのものなのだが、人肉を食べてしか生きられない種族“喰種(グール)”が、
人間界に潜んで生きている世界を描いている。
原作の漫画は読んだことないので、映画だけの感想です。 すいません。
何か、吸血鬼ヴァンパイアから続く半分人間、半分怪物のような主人公が生まれ、
その中途半端ゆえに葛藤し、内と外、両面で戦わなければいけない境遇へ。
ありきたりと言えば、ありきたりのストーリーの骨格。
「甲鉄城のカバネリ」にも似ている。
では、その境遇ゆえに仲間からも、人間界からも責められる環境で何を信じて生きていくのか。
“鳩”から逃げ続けるのも難しいし、誰とも戦わないで生きていくのはもっと難しい。
客観的に見れば、あぁ~そうですかと馬鹿らしく、面白くない映画。
毒を食らわば皿までと、主人公に自分を投影すると、違った風景に見えてくる。
生きることの意味が全く違ってしまった世界の中で、自分一人。
う~ん、崇徳院ヴェストは「寄生獣」が好きなので、比べてしまって、
です。
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