監督: クリント・イーストウッド
脚本: ニック・シェンク
主演: クリント・イーストウッド、クリフトン・コリンズ・Jr、ダイアン・ウィースト、ブラッドリー・クーパー
公開: 2019年
80歳を超えた麻薬の運び屋の実話を基にした映画。
撮影していた時、イーストウッドさんは88歳だから、
実話のレオ・シャープが運び屋をしていた時(85~87歳)とほぼ同じ年。
下り坂は、音もなく疫病神が連れてくる。
イーストウッドさんは、根っからの映画人ですね。
チャップリンさんや、ヒッチコックさん、スタローンさん、タランティーノさんとはまた違う映画人。
映画と共に生きている人。
イーストウッドさんの映画に、いつも悲哀を感じるのはどうしてだろうか。
この映画でイーストウッドさんの背中が曲がっているのを見た時、
FORDのピックアップからLINCOLNのピックアップへ乗り換えた時、
情が熱いのだが、不器用。
そして、「有罪です。」と静かに宣言した時。
踏み外してしまった老人に、
です。
これがイーストウッドさんの最後の映画にならないことを祈って。
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活