監督: 本広克行
脚本: 戸田山雅司
主演: 安藤政信、鈴木京香、内山理名、八千草薫、寺尾聰、小木茂光
公開: 2001年
原作は佐藤マコトさんの漫画「サトラレ」。
サトラレとは、自分の考え・思いが「思念波」として周りの人達に伝わってしまう病気()で、
例外なく天才であり、その患者()の呼称にもなっている設定。
例えば、「○○さんが好き」と思っていると周りの人達にも筒抜け。
ババ抜きなどのゲームではすべて手の内がバレてしまって勝てない。
そんなサトラレが医者になったらという内容の脚本でした。
思っていることがすべて筒抜けなら、嘘がつけない。
そしてその「思念波」が届く距離はサトラレの能力()によると数十メートルから数十キロメートル
とんでもない設定だから、人間性というかhumanityが重要であることが浮き彫りになってくる。
自分が「サトラレ」と分かってしまったら、その苦悩は想像を絶するだろう。
だから、周りの人達の協力がなければ普通の生活ができない。
しかし、普通の人達の生活も、周りの人達の協力があってこそ。
そんな社会性が問われることにつながっていると思う。
で、私の評価は、
です。
星が一つ足りないのは、「思念波」が伝わる場面の演出が貧弱で減点です。
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