監督 三木聡
脚本 三木聡
主演:松尾スズキ、オダギリジョー、市川実和子、田辺誠一、ふせえり、きたろう、藤田陽子、真木よう子
公開: 2005年
原作は、奥田英朗さんの小説。
私の中では、シュールなコメディーかな。
確かに、人間は現代社会において、既にどこか異常なのかもしれない。
映画予告編が見つからなかったので、小説の感想を代わりに。
映画に取り上げられていた「脅迫神経症」は、崇徳院ヴェストもその傾向が少しあるかもと感じた。
外出時、家の鍵を閉め忘れていないか、ガスを止めたかが気になって仕方がないときがある。
もちろん、映画のように仕事(出張)から引き返すようなことはないのだが。
精神的に何が正常で、何が異常かなんて線引きは、とても曖昧なのかもしれない。
その日の気分で変わるような気まぐれもあるのかもしれないし。
この映画のように、精神科の医師(伊良部一郎)自身がその曖昧な領域かもしれない。
そんな人間社会の隙間のひとつが、この映画で望遠拡大されているのかも。
で、私の評価は です。
映画として魅せるには、ただ時間軸の並列では面白みに欠けるかな。
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