日経マネー誌と上智大学の研究者が共同調査した、個人投資家のアンケート結果が面白い。
対象: 全国17080人の個人投資家
方法: インターネットアンケート
アンケート内容は分かりませんが、データ解析と研究の結果ハッキリしたことが、
長期的に「成功している投資家」と、「そうでない投資家」の違い、だそうです。
この研究では、投資家を投資スタイルによって2タイプに分類、
「長期パッシブ分散」型 – 長期投資がメイン、程々の利益で満足、分散投資を好む
「短期アクティブ集中」型 – 短期取引がメイン、利益の最大化を目指し、集中投資を好む
結論は、
短期的な(1〜2年)運用利回りは同程度
長期的な運用利回りでは、「長期パッシブ分散」型の勝ち
10年以上の投資家の平均では、
「長期パッシブ分散」型が「短期アクティブ集中」型よりも、
1500万円近くも多く資産形成に成功していたことが確認できたと。
投資総額が分かりませんけども、無視できない数字ですよね。
アンドリュー・アング博士の論文では、「短期アクティブ集中」によく利用される
「値動きが激しい銘柄ほど、価格が上がりにくい」傾向が確認されているとか。
私の16年の投資経験は同意しますね。
そんな研究結果の記事が