私の理解は間違っているかもしれない。
それでも理解している図を投げかけてみたいと思う。
AKBスタイルの人気は、多人数でファンと直接接する機会を多くしたことにあると思う。
それまでは、芸能人との直接の交流がかなり制限されていたと思う。
以前から、ごく少数の歪んでしまったファンが、対象の芸能人・有名人へ危害を加えることはあった。
美空ひばり、橋幸夫、力道山、John Lennonなど被害者だ。
こういった被害のリスクは、AKBスタイルだと接触面が広くなるだけ高くなってしまう。
また、グループ内での人気争いが良からぬ行動に結びつく要因にもなりえる。
フィールドが違うが、昔トーニャ・ハーディングは主導して画策し、実行させた。
今回のNGTの事件の真相は分からないけれど、
あるメンバーが、誰か人気メンバーを妬んでいた(無意識かもしれない)りすると、
自分のファンを焚きつけて対立するメンバーを襲わせるとか、
自ら主導しなくても、歪んだファンの行動が、偶然身近にあった時に利用するかもしれない。
そして周りで見ている人達の一部が、これまた歪んだ正義で密告者探しをしたりする。
昔、松本サリン事件の時、河野義行さんが犯人と疑われ、
雑誌・新聞記者が、寄ってたかって犯人に仕立てようとしていた。
偶々河野さんが精神的に強い人で良かったけれど。
今のネット時代、誰もが当時の雑誌・新聞記者と同じように情報発信が出来る。
それが、より広範囲な二次被害を生み出す。
この時代、社会的にどう対処するかルール作りが必要なのだろう。
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