「ピンチ“は”チャンス」ではなく、「ピンチ“が”チャンス」と、この記事に言いたかった。
文字通り、起死回生。ネットで調べると、
「起死」も「回生」も死人を生き返らせること。「起死回生」は死にかけている人を生き返らせることをいう。
目に留まったのは、愛知県蒲郡(がまごおり)市の竹島水族館の話。
とても貧相な水族館で、来客数が少なく、市が運営から手を引くことになった。
ここからが背水の陣というか、死に物狂いというか、水族館が潰れないように何をすべきかに集中。
ここまで来て、初めて今までの馬鹿らしい規則・組織・前例・慣習などが取っ払える
その詳しいことは記事から読んで頂いた方がよいと思います。
言いたいことは、瀕死でなければ、役に立たなかった規則・組織・前例・慣習などを、
脱ぎ棄てられない組織運営の慣性力。 その慣性に生きていた人達は辞めていってくれるし。
この甦った竹島水族館とて、変化し続けなければ沈んでしまうだろう。
そして、日本中のほとんどの組織が、衰退していた竹島水族館と同じ。
足を引っ張る規則・組織・前例・慣習などで死に体になっている。
規模が大きいほど、その慣性力は大きく、岸壁や氷山にあたって沈むまで進んでしまう。
そんなことを考えるのに、とても良い例だと思う。
その竹島水族館の記事
お金なし、知名度なし、人気生物なし 三重苦の弱小水族館に大行列ができるワケ
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活