この、大江英樹さんの記事は、かなり信憑性があるというか、的を得ていると思える。
「切れやすい老人」とか「暴走老人」、その根にある大きな一つが“孤独”。
記事にある事実は、
「実際、2017年版「犯罪白書」を見ると、犯罪全体の件数は減少傾向にあるものの、65歳以上の高齢者の犯罪はほぼ一貫して増え続けています。高齢者の犯罪検挙者数は約4万7000人で1997年に比べると約3.7倍です。中でも大きく増えているのは「傷害・暴行犯」で、こちらは97年に比べ約17.4倍に増えているのです。高齢者自体が増えているのは確かですが、それにしてもこれだけの増加はちょっと異常です。」
まったくその通りで、高齢化が進んでいますが、97年と比べて高齢者数が17倍にはなっていません。
そして、誰でもそうですが、歳を取ると子供に戻る、感情的になるようです。
「もともと人間は加齢とともに感情をコントロールしにくくなるようです。老年精神医学を専門とする精神科医の和田秀樹氏によれば、年を取ると脳の中でもまず先に前頭葉の機能が低下することが多いといいます。前頭葉が委縮していくと、感情抑制機能の低下や性格の先鋭化といった傾向が強く出るそうです。」
そして大江さんの意見ですが、
「表面的に多くの人と付き合っていても心の中では充実感がなかったり、信頼できる相手がいなかったりすればそれは孤独といえます。」
定年後、故郷を出て、家族と離れて暮らしている。 周りとの付き合いも少ない。
そして、SNSでの繋がりは表面的でしかなく、充実感がないから、より酒やSNSにのめり込むのか。
そんな老人達は自らを孤独に追い込み、我儘放題で暴走していくのだろうと。
私は、そんな老人になるんだったら、その前に・・・でしょうね。
そんなことを書いている記事が
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