監督: ジャファル・パナヒ
脚本: ジャファル・パナヒ
主演: ジャファル・パナヒ、他(名前が分からない)
公開: 2017年
日本では珍しいイラン映画。
以前、このブログで「運動靴と赤い金魚」を紹介したことがあるくらい。
このジャファル・パナヒ監督はイラン政府から20年間映画製作禁止を命じられている中での作品。
これで、2015年ベルリン国際映画祭で金熊賞をとってしまうのだから凄い。
映画は、ドライブレコーダーみたいな(GoPro?)車載カメラと、姪のデジタルカメラ、
その2台で撮っているんだけれど、それがまた面白い。
これはもちろんドキュメンタリーではなく、すべてシナリオ通りの物語。
途中、救急車代わりになるところもあるけれど、テヘラン(イランの首都)では日常茶飯事なのだろう。
作り話で、誇張したところも多いのだろうけれど、
タクシーが出くわすかもしれないテヘランの日常を詰め込んでいる。
そしてエンディングは、さもありなん・・・。 治安悪そうだし。
一番感じるのは、このパナヒ監督の映画への情熱と愛。
なにか、障害があればあるほどメラメラと創作意欲が湧いてくるような感じ。
私の評価は ☆ ☆ ☆ かな。 金熊賞は凄いけど、映画では監督の熱意以外見えなかったから。
つまり、超上から目線で言えば、彼の自己満足が5割以上かな。 ← 素人が、よく言うね
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