監督: フォルカー・シュレンドルフ
脚本: シリル・ジェリー、フォルカー・シュレンドルフ
主演: ニエル・アレストリュプ、アンドレ・デュソリエ
公開: 2014年
フランス・ドイツ合作の映画。 まぁ、映画を見たらフランス・ドイツ、両方に気を使い過ぎかと思う。
第二次世界大戦中、ナチスドイツがパリを占領していたときの事実に基づいた映画で、
ほぼほぼ、ドイツのコルティッツ将軍とノルドリンク、スウェーデン総領事の会話劇になっている。
コルティッツ将軍が指令所としている高級ホテルにはナポレオンの頃からの歴史があった。
今でもそうなのかどうかわからないけれど、そんな部分がストーリーの鍵のひとつでもある。
戦争は狂気だが、狂人になる・なれるとは、間に何かが存在するし、それが人間性。
ノルドリンク総領事には、どんな勝算があったのだろうか。
軍人と外交官、職務が敵対している場合、何を共通とするのか。
すべては、その会話劇にあって、評価は ☆ ☆ です。
悪くはないけれど、ヨーロッパで会話劇で、映画を2時間見るにはちょっと退屈になるかな。
そして社会映画、戦争映画のシリアス感も薄いし、さりとて娯楽映画とも言えないし。
P.S. フランス語、ドイツ語(吹き替えなし)ばかりなので、字幕にないものが読み取りにくい。
会話劇としては、そこも減点対象。
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