監督: クリント・イーストウッド
脚本: J・マイケル・ストラジンスキー
主演: アンジェリーナ・ジョリー、ジェフリー・ドノヴァン、ジョン・マルコヴィッチ
公開: 2009年
これは見なきゃと思って録画しておいたのだけれど、3年近く経ってようやく見ることが出来た映画。
実話を基にした映画。
多数の子供誘拐殺人事件(ワインヴィル養鶏場連続殺人事件)がその実話だが、
この映画では、その一人の少年被害者と母親に焦点を当てている。
もし、誘拐された息子が見つかったと警察から連絡があり、対面したときに他人だったら・・・
そして警察担当者が、貴方の息子に間違いない、気が動転しているだけだと言い始めたら・・・
昨今、米警察官が黒人を射殺してしまう事案が多く発生し、報道されている。
この1920~30年前半、ロス市警は正義の定義を恐ろしく内向きに造り上げ、権力を行使していた。
それでも、多くの真面目な刑事がいたから、連続殺人事件捜査からの真相究明があったのだろう。
クリスティン(アンジェリーナ)が精神病院に収監された場面から、
私の中では、「17歳のカルテ」が、このチェンジリングを上書き始め、混乱してきた。
アンジェリーナと精神病院の組み合わせ。
それくらい、私の中では、アンジェリーナの「17歳のカルテ」が印象深い。
話が脱線したけれど、アメリカの歪(いびつ)な面が描かれている映画。
どの国にも病巣がいつくもある。
一般市民としては[触らぬ神に祟りなし]のはずだが、巻き込まれてしまったら、どうするか。
息子のウォルターははたして・・・
評価は ☆ ☆ ☆ ☆ です。
あなたの意思の堅さも試されるかも。
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