監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:リチャード・カーティス
主演: ヒュー・グラント、ジュリア・ロバーツ
公開:1999年
先ず言いたいのは、私は、この映画の主人公ウィリアムのような、
男女間の困難な状況や問題を、大きく受け入れて、
そして柔らかく乗り越えていく知恵と品格と性質が欲しい。
凄くスレた言い方をすれば、逆玉の恋愛映画。
しかし、ウィリアムはまったくそんな考えなどない状況で始まり、
そんな損得勘定なんてない気持ちのまま話が進んでいくのがいい。
ビバリーヒルズとノッティングヒル、格差社会。
傷をなめあうような友人・知人・妹のトーク。
でも、そんな苦い状況や経験を聞いてくれて、
心が軽くなることを手伝ってくれる人達に囲まれているって幸せだよね。
同居人スパイクは変人だけど、心強い味方だ。
そういったウィリアムの友人・知人・妹のほのぼのした係わりがあるところに、
評価は ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ です。
それから、最後の記者会見の場面は、ローマの休日とまったく違うところがいい。
比較して楽しめる。
P.S. 私の気に入ったところは、日本的な部分がほんのちょっとあるところ。
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