監督: ピーター・ランデズマン
脚本: ピーター・ランデズマン
主演: ウィル・スミス、アレック・ボールドウィン、アーリス・ハワード
公開: 2016年
実話を基にした映画。
アメリカ映画のパターンのひとつ、
誰かが不正や社会が知るべきことを秘密にしていることを知り、
その秘密を世間へ知らせようとすると、大きな力が邪魔をする。
しかし、正義は貫けるものと、裁判を通じて社会を変えていく。
同じような映画に、「訴訟」や「エリン・ブロコビッチ」がある。
医学雑誌に慢性外傷性脳症(CTE)が取り上げられた後、ベネットとその周辺に攻撃が。
沈黙を強いられた3年間、ベネットはどんな気持だったのだろうか。
映画としては、時間の前後や、話しの繋がりと、映像の繋がりに不自然さがあり、しっくりこない。
ちょっと、断片化の演出と統合のバランスが悪い。
いつも感心するのは、ハリウッドが今、チャイナマネーに塗れていることを考慮しても、
こういった社会問題を映画にするところ。 日本では似たような映画がない。
日本はまだまだ、「長いものには巻かれろ」が居座っているようだ。
断片化が惜しい。 評価は☆☆☆☆。
現在のNFLの対応がどうなったのかは、各自で確認ということで。
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