監督:ジョシュア・オッペンハイマー
脚本:
主演:
公開:2015年
デンマーク・フィンランド・インドネシア・ノルウェー・イギリス合作
内戦、虐殺、戦争、国内政治・政変で何十万という人達が殺されることがある。
文化大革命、ポル・ポト、南スーダン・・・
この映画はインドネシア内戦、いや虐殺後のドキュメンタリー。
殺した側と殺された側、大き過ぎる禍根を残し、分断が根深く、
そして日常をわずか数ミリ掘り下げただけで血の臭いが蘇ってしまう。
人は愚かだ。
この結果は、内政問題からであって、外国が仕掛けた戦争ではない。
だからこそ、拭い去れない。
テロを引き起こす大きな理由のひとつになってしまってもいるだろう。
演技ではない表情・会話が、
演技などでは表現できない当事者の現実を真っ直ぐに投げかける。
人の愚かさを見つめ直すフィルムとして、☆☆☆☆☆だと思う。
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