監督:アンディ・テナント
脚本:C・ジェイ・コックス
主演:リース・ウィザースプーン、ジョシュ・ルーカス、パトリック・デンプシー、キャンディス・バーゲン
公開:2003年
ラブコメに分類される映画。 原題はSweet Home Alabama。
まぁ、本筋は焼き直しとか、どこにでもあるような話。
一人の女が、二人の男のどちらを選ぶか。
昔の男か、今の男か。 そんなありふれた話。
そして、昔の男も今の男も男前。
これは見た目の話じゃなくて、誠実で思いやりあふれる人柄のところ。
こんな男が二人いて、同時に愛される女って幸せでしょうね。
で、私の感じたところは、「結構難しい映画」かなと。
ただアメリカに住んでいるだけじゃなく、
南北戦争の今に続く影響を感じられる文化で育った人でないと、
この映画の背景(北部と南部の家庭環境など)の機微は分からない。
無理矢理例を挙げると、
七人の侍での侍と百姓の関係、落ち武者狩り、菊千代の立ち位置など、
日本の歴史や文化を本やTVだけで見た人や、
日本に住んでいるけど現代社会だけの付き合いの人達に、
説明して理解してもらえても、感じてはもらえないようなところ。
で、やっぱりコメディは難しいということで、☆☆☆です。
そんな背景まで含めて楽しめる人には☆☆☆☆☆ですけど。
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