監督: ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
脚本: エブル・ジェイラン、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
主演: ハルク・ビルギネル、アイベルク・ペクジャン、セルハット・クルッチ、メリサ・ソゼン
公開: 2014年
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作ということで、見てみた。
見終わった印象は、カンヌ受けはするよね、だ。
たしか、トルコ・フランス・ドイツ合作の映画。
有名な観光名所、カッパドキアが舞台。
日本人観光客役で、二人の日本人も出演している。
上映時間が196分。 この時間をどうとらえるか。
これは文化背景が違うので、難しい。
何が難しいかというと、登場人物の抱えている問題と会話の内容と長さ、それぞれの表情、
家族の歴史と個人のプライド、そういったこの映画の中心が‘外人'にはハードルが高過ぎる。
その「会話劇」ともいえるこの映画の上映時間が196分。
本当に普通の人も抱えているであろう問題を映画という表現で捉えていることは素晴らしい。
しかし、日本では変な'意識高い系’にのみ、この映画のような長いセリフで称賛されるような気がする。
私の評価は☆☆です。
異文化で、面倒くさい長いセリフを介してでも、その文化を知りたい人には☆☆☆☆でしょうね。
(P.S. 自称'高尚'な趣味人です、には☆☆☆☆☆☆、頼みもしない能書きをたれやすいので、☆6個でしょうけど)
このブログオーナーのホーム・ページ
