監督: フランクリン・J・シャフナー
脚本: ヘイウッド・グールド
主演: グレゴリー・ペック、ローレンス・オリヴィエ
公開: 日本では劇場未公開
映画は、1978年の作品。 もう40年近く前の映画。
だから、撮り方というか、演出や音楽はどうしても時代を感じる。
しかし、それを含めて脚本が語る部分が、時代背景の陰影を密にしているようだ。
世界初の体外受精でルイーズが生まれたのが、1978年。
クローン羊のドリーが生まれたのが1996年。
現実にヒトラーのクローンが生まれていたとしたら、現代社会はどう扱うのだろう。
いや、ヒトラーに限らず歴史に名を残した偉人、犯罪者、だったら。
あまりに年代が古いと難しいだろうけれど、アインシュタインやレーニンなら可能かもしれない。
この映画の題材はヒトラーで恐怖のテロ計画だが、現在の技術だけを取り出して考えれば、
世界的にマッドサイエンティスト、この映画で言う 「博士号を持ったサディスト」 が既に
計画を実行しているかもしれない・・・・・・。
時代背景も考えて、評価は☆☆☆☆です。
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