監督:トラン・アン・ユン
脚本:トラン・アン・ユン
主演: 松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子
公開:2010年
ハッピー、バレンタインデーを楽しんでいますか?
原作は言わずと知れた村上春樹さんの同名の小説。
凄く上から目線で失礼なのは承知で言うと、この手の小説は4・5年毎に出てきて、
その時代を掌握したような大きさで伝えられるが、100年後はどうだろうか。
この小説を貶すようなことは全くないが、さりとて100年に一度の小説でもないと思う。
話を映画に移す。
ググってみると、映画化の許可を得るのに4年掛かったそうだ。
原作の発表が1987年、そして映画が公開になったのが2010年。
言いたいことは二つ。
原作の発表から映画までが23年。 既に1Q84が発表された後。 つまり時期が微妙。
もう一つは、日本のこう云った小説は映像にすると薄っぺらくなる。 つまり字であることの重要性。
悲しいかな、この手の小説の映画化は本と映像で、距離感があまりにも違い過ぎる。
理由が何なのか分からないけれど、本のまま楽しむことが一番かもしれない。
私の評価は☆。 世界が小さすぎるのかな。
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