監督:スティーブン・フリアーズ
脚本:デイヴィッド・ウェップ・ピープルズ
主演:ダスティン・ホフマン、ジーナ・デイヴィス、アンディ・ガルシア
公開:1993年
(DVDのタイトルは、ヒーロー、靴をなくした天使)
コメディですけど、人生訓みたいなお話。
同じストーリーをイギリス人が脚本したら、もっとシニカルで嫌味がソフィスティケイテッドかな。
という私なりの皮肉は置いておいて、映画としてどうか。
話の本筋は、主人公が偶然飛行機事故に遭遇し、
何故か墜落した飛行機から54名を救い出してしまったことで、
普段の自分とは全く違う行動の結果に自分自身が翻弄されるところ。
(吹き替えとか、和訳付きの適当な予告編が無かったので、すいません)
主人公のバーニーは、盗品売買や、くすねたクレカを売りつける、
「社会は嘘ばかり」とか言っている子悪党。
途中からホームレスのババ(アンディ・ガルシア)が、嘘で54名を救ったことになるんだけど、
見ている私は、いつ本当のことが世間に伝わるのかイライラ。
ちょっとネタバレになるけれど、バーニーは世間で目立つことなく、ひっそり暮らすことが信条。
この、できるだけ目立たず、ひっそりと暮らしたいところには共感。
だからエンディングでもカミングアウトはしない。(例外はあるけどね)
隠れた主人公は、子供かな。
乗客を救うことになるきっかけでもあったし。
私の評価は☆☆☆☆です。
それは、その後のバーニーが真っ当な暮らしになったかどうかは気になるし、
そのヒントがないから。 そして、本当に社会には嘘しかないから。
このブログオーナーのホーム・ページ 投資に株式な生活