ライフハッカーで、ハリウッドでいまだ根深く残る「差別」 ←リンク という記事に目が止まった。
南カルフォルニア大学の2007~2014年ハリウッド映画の調査によると、出演者に「差別」があると。
ここでいうトップ100の映画の定義が書かれていないが、私の推察では興行成績か観客動員数だろう。
2007~2014年の映画での男女別では、台詞のあった女性が30.2%。
2014年の映画で主演、または共同主演した45歳以上の女性はゼロ。
2014年の映画で台詞のあった俳優の73.1%が白人。
こういう理由でハリウッドでは「差別」が酷いという内容の記事。
ここであえてdevil's advocate。
ハリウッド映画はすべて商業目的とすると、興行成績の良いことが至上命令。
この仮定が正しいならば、観客の一番見たいと思う夢の世界の映画で観客を増やしたいはず。
すると、この「差別」と言われいることは、間接的にアメリカ人が見たい構図ということなのか。
この仮定では、ハリウッドはアメリカ人の多数派にうけるために「差別」を採用していることになる。
つまり、ハリウッドはアメリカ社会を反映しているにすぎない。
そういうことかもしれない。