監督:グザヴィエ・ドラン
脚本:グザヴィエ・ドラン
主演:グザヴィエ・ドラン、ピエール=イヴ・カルディナル、リズ・ロワ、エヴリーヌ・ブロシュ
公開:2013年
凄いですね。 何が凄いかというと、脚本・監督・主演の名前を見てください。
そう、昔のジャッキー・チェンの映画と同じ、主人公の若い彼が監督・脚本・主演なのです。
カナダ出身の彼。 多分、ロケ地はカナダだと思う。 言語はフランス語。
本当に、サイコ・サスペンスというカテゴリーになると思う。
彼自身もカミングアウトしたらしいが、主人公はゲイ。
そして彼の恋人の死があって、その恋人の実家へ。
そこがとても田舎であり、広大な土地だが、心理的にとても閉鎖的であり、家族関係がおかしい。
ヒッチコックの「サイコ」じゃないが、本当に人のバランスは微妙で、崩れやすいのかもしれない。
何が正しくて、間違っているか。 判断することを妨害されていき、受け入れていく。
私はホラーが苦手で、その分野はほとんど見ないが、この映画はそれ以上に怖いかも。
映画の終わり方も、引きずる。
私の評価は☆☆☆です。 確かに才能は凄いと思うけど、一本の映画としたら物足りない。
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