監督:ジャスティン・チャドウィック
脚本:ウィリアム・ニコルソン
主演:イドリス・エルバ、ナオミ・ハリス
公開:2014年
クリント・イーストウッド監督の インビクタス(←以前のブログへリンク) もマンデラさんの映画ですね。
私も見ましたが、この「マンデラ 自由への長い道」を見てからインビクタスを見たらよかったかな。
時系列的に、この映画が彼の若い時の活動から大統領になるまでを描いているので。
だからインビクタスで、ラグビーの試合を国を纏めるための象徴としたい意気込みがより伝わると思う。
脚本は、彼の自伝(自著)を基にしている。
若い時の彼、情熱は人一倍だが、聖人ではない普通の部分が見えるように描写されている。
もしアパルトヘイトの南アフリカ政府が、運動が大きくなる前に彼を殺していたらどうなっていただろうか。
裁判で死刑を言い渡していたらどうなっていただろうか。
獄中で病死にされていたらどうなっていただろうか。 いや、過酷な環境で本当に病死していら・・・・・・。
27年の恨みは全く無かったのだろうか。 復讐を考えなかったんだろうか。 何故?
インビクタスの中で何度も取り上げられている彼が拠り所にしていた詩が大きいのだろうか。
彼の父は未来が見えていたのかもしれない。
確かに、彼の家族にとってはトラブルメーカーだっただろうから。
映画なので脚色だらけといえばそうですが、一度は見てほしいので私の評価は☆☆☆☆☆。