理系男子、略してリケダンの崇徳院ヴェストです。
大学を卒業したのは、もう20年以上前のことですが。 仕事も理系がベース。
ハンドルネームは、小倉百人一首に歌がある崇徳天皇(崇徳院)から無断借用しています。
それは、あのような歌をつくれる才能に憧れているからかもしれません。
数学や科学が素晴らしいという気持ちは、子供の頃から一途ですけど。
しかし、恥ずかしながら文学、文字の世界に嫉妬していることも事実です。
何故なら、多くの人は文字の世界に引き込まれ、感動し、時を超えて想いを重ねていくから。
哀しいかな、数学や科学にそれほどの魅力がない・・・と思う。
多くの人は、熱力学第一・二・三法則とかエンタルピー・エントロピーと聞いただけで拒絶。
そんな数式の世界も素晴らしいのだけれど、理解してくれる人は少ないし。
E = mc^2 が信じられないくらい美しいものだと言っても、ほとんどの人に響かない。
だから、本を書いて、出版して読んでもらえる人って凄い才能があるんだと思う。
そんな人がブログを書いていたら、言葉の選択や、文章の組立からして違うのでしょうね。
言葉を間違えて、「過去にはさかのぼれない」なんてことは書かないでしょうし。
それに、頭の中には信じられないほどの多くの言葉、普段使わないような言葉であふれているんでしょう。
「時は流れている」という表現も、限定的な形や断定的な押し付けではなく、
読む人の心に染み入るような使い方をするんじゃないかな。
意図的に一人称を置き換えるような高度な設定も(土佐日記のように)、
その作品の結びで、何の前触れもなく猫が自分になるような、設定をぶち壊すことなく、
読者を納得させる仕掛けがあると思いますし。
やはり、学や教養が違うんでしょうね。
それに教養の幅を広げるように、常に様々な意見や文芸作品、歌を取り入れていく、
そんなことを、年を重ねられても、ごく自然に毎日しているような気がします。
そんな方のブログと比較に耐えるようなブログではありませんが、
文字の世界の住人のように、少しは分かりやすいブログを書きたいですね。
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