世界的に格差は悪者として扱われて、格差の拡大を阻止すべきだと運動する人たちも沢山。
グローバル経済は世界的国別格差を拡大させると懸念し、G20などの国際会議を妨害するとか、
EU内で通貨を共有するのだから、生活が厳しくなろうが債務返済が最優先だとか、
各国内で、経済格差が広がっていることに反対運動が起こっているとか、
収入格差が世代間で固定化されていくことを防がなければならないとか、
学歴格差も固定化されていくと心配し、学習の機会を無償で用意すべきだとか、
権力が一党独裁で握られているとか、
ある都市に、人口や産業・金が集まりすぎるとか、
そんなことすべてが自然じゃないとか。
でも、そんなものを作っているのって、私たち人間社会なんだよね。
ちょっと前、どれだけの人が「21世紀の資本」を全部読んだかわからないが、
ピケティ博士が長期的視点(この100年)で調査した結論 r > g が大きく取り上げられてた。
でも、日本にはあてはならないといってた人も多かったけど。
世界的に見ると、お金はたくさんあるところに集まる。
質量と引力の関係と一緒。
このお金を作ったのが私たち。 東京に人が多過ぎても、それは一過性のことかもしれないし、
世界的には小さいこと。 そして私たち自身が作り出している世界。
そんなことだけに捕らわれている人の頭のなかってどんなだろう? 視野が狭いのかな。
共産主義が標榜した格差の是正は、ご存じのとおり崩壊した。
逆に、共産主義(を表向き唱えていた政権)国を見れば、自由経済社会より極端な格差を見るしね。
私たちが嘘をつかなくなったら、格差がなくなるかもね。
だけど結局、私たちは身近なところで年収や、学歴、居住地なんかで格差を作っている。
子供も、大人も、「イジメ」を利用して格差を作っている。
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