監督: ショーン・ペン
脚本: ジャージー・クロモロウスキ、マリー・オルソン・クロモロウスキ
主演: ジャック・ニコルソン、パトリシア・クラークソン
公開: 2002年
ストーリーの流れは、刑事・警察映画でちょくちょくでる見かけるもの。
定年間近の刑事が、そんな時期に起きた事件の担当になる・または担当を志願する。
この映画では、ジェリーが自分の定年を祝うパーティーで事件のことを聞き、
勤務最後の日に起きた事件の担当を買って出る。
そのジェリーをジャック・ニコルソンが演じている。
すぐに容疑者が捕まって、一件落着のような展開だが、
ベテランで、今までに難事件も解決してきたジェリーは腑に落ちない。
他に真犯人がいると、定年退職した後も、独自に捜査を続けていく。
で、ジャック・ニコルソンが主役である意味(キャスティング)が活きてくる。
「狂気」、「妄想」と現実が混ざっていくジェリーの思考。
ネタバレになりますが、エンディングは曖昧なまま哀しい幕引きです。
全然スカッとしないし、事件の真相も想像に委ねられて。
でも、その結末について考えさせられることもない。
なんか中途半端。 光っていたのはジャックの演技。 よって評価は☆☆☆です。
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