監督: スパイク・ジョーンズ
脚本: スパイク・ジョーンズ
主演: ホアキン・フェニックス、スカーレット・ヨハンソン(声)、ルーニー・マーラ、エイミー・アダムス
公開: 2014年
設定は現代なのかな? でも、主人公のAI(人口知能)OS(オペレーションシステム)は近未来的。
そのOSは、OS1。 またの名をサマンサ。 そのオーナーはセオドア。
セオドアは、そのOSをインストールして、ただ単に、優れたOSだという感じで始まっていく。
しかし、人格らしきものがあるような部分が徐々に・・・・・・
セオドアは、妻キャサリンが出ていってしまってもうすぐ1年になる冴えない感じの男。
その原因の大きなひとつは、妻が出ていってしまって気持ちが塞ぎ気味になっていること。
そう、負のスパイラル。 冴えないの二乗になっている。
そこに気がきくサマンサが、セオドアの中で大きな存在になっていく。
こんなOSが開発せれていくかもと思う。
そして、この映画みたいな(疑似)恋愛もありえるか。 日本風に言うと「二次元」的な。
ネタバレになりますけど、片や生身の男、片やネットにも繋がっているOS。
リアルとバーチャル、人間としての感動・行動とコンピューターOSとしての理解・行動。
そのギャップは埋まらない。
そんな部分が大きく見えてくる、それが現実。
比喩で表現すれば、見えるから見えない部分と、見えないから理解できる部分。
男の恋愛観とか、人間関係への係わり方がサマンサ(OS1)を通して見える映画かな。
主人公を演じているホアキン・フェニックスって、眼鏡をかけている・かけてない、
そして見る角度によって全然違う人に見えるのは私だけかな?
形はヴァーチャル恋愛映画だけど、人間性(特に男)を見る映画として☆☆☆☆かな。
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