監督: ダグ・リーマン
脚本: ダンテ・W・ハーパー、ジョビー・ハロルド、他6名
主演: トム・クルーズ、エミリー・ブラント
公開: 2014年
日本のライトノベルが原作の映画です。 原作は桜坂洋さんの「All You Need Is Kill」。
原作者も、テレビゲームに感化されて設定を考え書いたらしい。
だから、ゲームでやられてしまったら最初からやり直しが出来るように、
主人公は、「ギタイ」と呼ばれる宇宙生物の侵略を止めるための戦いで死んでしまうと、
その戦いの始まる前日にタイムトリップして戻るという繰り返し。
そう、ループし続けてしまうという、何とも無間地獄のように主人公ケイジを毎日死へ送りだす。
初めは、まったく戦闘経験がなく、足手まといな彼が、自分の能力に気がついて、
リタという同じループを知っている英雄に訓練をしてもらいながら、
敵の中心を破壊する使命を受け入れていくというストーリー。
本当に戦闘RPGのような映画ですね。
戦闘で毎日死んで、しかし、その死ぬまでに得た経験をループ後の戦闘に役立てる。
経験の積み重ねと、トライ・アンド・エラーの繰り返し。
人生をリセットは出来ないけれど、
死なない中で、経験の積み重ねと、トライ・アンド・エラーの繰り返しは同じかな。
そこでどこまで何を経験し、トライ・アンド・エラーを繰り返すかは、その人次第という摂理。
そういう意味で人生を見るキッカケにはなるかも。
トム・クルーズさん、凄いです。 で、彼に敬意を表して☆☆☆☆です。