監督: トッド・ロビンソン
脚本: トッド・ロビンソン
主演: エド・ハリス、デイヴィッド・ドゥカヴニー、ウィリアム・フィクサー
公開: 2013年
1968年に起きたソ連の潜水艦B-67がハワイ近海で爆沈した事件が題材。
米ソ冷戦時代だけに起こるとは限らないシナリオ。
どこまでが事実と重なっているのかは分からない。
アメリカ・ソ連とも、この事件があったことは認めているが、内容については何も発表していないらしい。
ただこの事件の後、アメリカが多大な費用をかけてB-67と発射されたミサイルを
引き揚げたことは事実だし、そこから得た情報について何も開示していない。
40年以上前の状況とは違うけれど、戦争を起こすのは人ということに変わりはない。
テロ、クーデター、事変、開戦、呼び方は様々だが、
どこかの狂信者の引き金が、何万人もの犠牲を生み出すかもしれない。
映画としては☆☆☆かな。
同じエド・ハリスなら、「アビス」の方が納得しやすい。