私が勤め始めてから社長は5回変わっている。
誰でも個性があるように、社長にも個性があって特徴が違う。
一番分かりやすいのは、社長が社員向けに話すスタイルかな。
今の社長はあまり表に出たがらない。だから社員向けへの話は年2回ほど。
そして、ネット配信。これは社長にとっても社員にとっても便利だと思う。
しかし、その2回に重要なことをちりばめる。
四代前の社長は出たがりではなかったが、あまりに人気があったので担ぎ出されていた。
その頃はネットで配信などなかったので、舞台で話す社長を間近に感じた。
そして、聴衆(社員)も真剣に、そして熱く反応していた。
彼が話したくなくても、社員の大多数が彼に話すことを期待したんだ。
今でも伝説なのは、その時の会長の話の拍手の10倍もの拍手をもらって、
会長の手前気まずそうな笑顔をと、手を挙げて「もう拍手はいいから」って
聴衆(社員)をなだめていた何とも個性がにじみ出ていた場面。
本当に顔が真っ赤になっていた。
その場にいたことは幸運だったと思う。
社長は、良くも悪くも会社のアイコンだね。